夢占いと夢で会えたら

ほぼ毎日夢占いのサイトをチェックしている。占いが目的というより、自分がその時どんな精神状態だったかを知るために。よく当たるし面白い。(あくまで個人的な感想)

例えば、夢の中に猫が出てきたとする。猫は『気まぐれな・意地悪な女性』を表すらしい。職場の先輩(女性)と仕事上のいざこざで変な雰囲気になった日の夜、夢に猫が出てきた。これが子猫や黒猫だとまた意味合いが変わるとのこと。

買い物をしている夢をよく見るが、これは『何かを吸収したい・取り入れたいという気持ちの現れ』を意味するという。何故か私の場合は毎回レジまで辿り着かない。壁も床も真っ赤だったり、海外のショッピングモールのような行った事も見た事もない架空のお店で品物を楽しく選んで、たくさんカゴに入れたところで目が覚める。これを私は『やりたい事や学びたい事はたくさんあっても、あれもこれもといっぺんに手を出さないようにしましょう』というように解釈している。無理矢理感強め。

 

夢に関してもう一つ。あまり信じてもらえなさそうで周りの人達には話していない事。

身内が突然亡くなり、初七日・四十九日・一周忌の朝に見た夢にその故人が出てきた。故人が出てくる夢は、その人への強い気持ちの現れだという。

私と家族は死に目に立ち会うことができなかった。急いで病院へ向かっている最中、たった一人で旅立っていってしまったのだ。苦しかっただろう、寂しかっただろう、最後に手を握って声を掛けてあげたかった。私は今もずっと後悔している。

初七日に見たのは彼が自分のきょうだい達と一緒に私の勤める会社に突然訪ねてきて来た夢。四十九日に見た夢は、昔住んでいた家の庭で彼とすれ違う夢だった。どちらも夢の中での私は彼が亡くなってしまっている事を忘れ、普通に生きていた頃と同じように接していた。その後も時々夢に出てきてはいたが、毎回私は彼の死に気付く事なく向こうもそんな素振りを見せず、目が覚めてからなんともいえない切ないような寂しいようなひんやりした気持ちになっていた。

そして一周忌の朝に見た夢。彼が亡くなるまで住んでいた家の茶の間。大きな窓の先には小さな庭があり、そこに彼はいた。茶の間で立ちすくむ私に『これ!見てみろ!早く来いって!早く!』と言いながら何故かレンガを1個持っている。ものすごい笑顔で。私は涙ぐんでそこから動くことができなかった。夢の中の私は彼の死を理解していたのだ。どうしてここにいるんだろう。死んでしまったのに、なんで。よく見ると彼は若い姿をしていた。80代で亡くなったのだが、50代後半~60代くらいの頃の、私が小さい頃の彼の姿。棺にも入れた一番お気に入りだったワインレッドのシャツを着ている。

『いいから来いって!』と執拗にレンガを見せたがる彼に一歩ずつ近付き、私の口から無意識にこんな言葉が出た。

 

「じいちゃん、これからも側にいてくれる?」

 

そうすると祖父はいつものようにニカッと笑い、差し出した私の手を強く握り返してくれた。

 

 

けたたましい機械音に驚き、目が覚めた。目覚まし時計代わりに使っているガラケーの充電がなくなった音だった。外はまだ薄暗い。早朝なんだろう。まだ電池残ってたはずなんだけどな、と寝ぼけ眼でガラケーの電源を落とし再び眠りに付いた。

 

夢は見なかった。

 

 

泣ける話風に綴ってみたけど、実際は笑顔でしつこくレンガを見せたがる行為の意味がわからなすぎて今でもじわじわ笑いがこみ上げる。生前もなかなか豪快なキャラクターだったので驚きはしないが、レンガって。ちなみに夢占いでレンガを検索したがヒットせず。ますます謎。

今度夢で会った時はその意味が聞けたらいいな。

 

 

↓そんなレンガじじいを思い出してしまう歌。歌詞が素敵。

www.youtube.com

 

次回こそはマンソンについて書きたいです。